フランス 1861-A年 ナポレオン3世 20フラン 金貨』
【表面】 月経冠 ナポレオン3世の肖像
【裏面】 王冠と盾
【サイズ】 21mm
【重量】 6.4g
【発行枚数】9.281.000
【金品位】 90%
【グレード】 MS 63
ナポレオン3世
皇帝になるまで国外追放や投獄、自殺未遂など波瀾万丈な人生を送りました。
皇帝としては政治の面で力を発揮しました。
市民による革命や反乱を回避するのと同時に迷路のように入り組んだ街並みのインフラを整え、
首都パリを大改造したとして有名であり、何よりもフランスの栄光を常に国民に意識させることで人気を得ました。
貧困根絶をめざした消費資本主義を提案するなど、今のフランスの礎を作った名君でもあります。
1803年に20フラン金貨が登場した後、1914年まで111年に渡って本位金貨として鋳造され、流通しました。
このコインはミントマーク”A”（パリ）の法定通貨です。
フランスの金貨には全てにミントマーク（コインを鋳造した場所を特定する為のマーク）と
プリヴィマーク（造幣局長の私的なマーク）の刻印があり、このミントマークと製造年号はフランスの19世紀〜20世紀初頭発行コインにおいて、
希少価値を図る手がかりとして非常に重要なものとなります。
ミントマークと製造年号によって希少価値が高く、高額取引されるものもあります。
この20フラン金貨は現在でも多く存在しておりますが、20フラン金貨は相当な長い期間流通していたため状態の悪いコインが多く、
初期のコインの未使用クラスを見つけるのは非常に困難ともいえます。
発行枚数もかなりある事から価格の変動も少なく、長期的な投資、コレクションに最も適したコインともいえます。
NGC鑑定品
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